商品紹介動画を安っぽく見せない音の付け方
映像はきれいに撮れているのに、完成した商品紹介動画を見ると、なぜか軽く見える。テンポが合わず、商品のよさが伝わらない。そんなときは、音の役割が整理されていない可能性があります。
高価な曲を使えば高級に見えるわけではありません。BGM、効果音、ナレーションの優先順位を決め、商品の見せ方と合わせることが大切です。
商品の価値を一言で決める
同じ商品でも、「使いやすさ」「技術力」「安心感」「楽しさ」「高級感」のどれを中心に伝えるかで、音の選び方が変わります。
たとえば、精密機器なら細部の動きに合う繊細な音や、一定のリズムが技術力を支えます。食品なら調理音や包装を開ける音が、BGM以上に魅力を伝えることもあります。まず商品の価値を一言で決め、その価値を補う音を選びます。
BGMに説明させすぎない
映像、テロップ、ナレーションが多い動画に、主張の強いBGMを重ねると、視聴者がどこに注目すればよいか分からなくなります。
BGMは感情と流れを担当し、情報は声や文字に任せる。効果音は、ボタン操作や場面転換など、本当に注目してほしい箇所に絞る。この役割分担が、落ち着いた印象につながります。
効果音は小さくても印象を変える
画面の切り替え、ロゴの表示、商品のパーツが動く瞬間に、ごく短い効果音を入れると、映像の動きが伝わりやすくなります。
ただし、すべての動きに音を付けると、説明動画がゲームのように聞こえることがあります。効果音制作では、商品の質感やブランドに合わせ、必要な場所だけに音を置きます。
ナレーションと音楽の距離を整える
ナレーションがある場合、声の聞きやすさが最優先です。単純にBGMを小さくするだけでなく、声とぶつかりにくい楽器や音域を選びます。
また、重要な商品名や数字の前後だけ音楽を薄くする方法もあります。MA・整音で全体のバランスを整えると、音量のばらつきが減り、最後まで見やすい動画になります。
素材音ではなく、商品に合わせて作る選択
素材BGMが悪いわけではありません。ただ、映像の見せ場と音楽の盛り上がりが合わない、競合と似た印象になる、尺に合わせて不自然に切る、といったことが起きます。
企業PR動画のBGMを専用に作れば、ロゴ、商品の登場、機能説明、最後のCTAに合わせて展開を設計できます。短尺広告や展示会版への展開も、最初から考えられます。
動画が完成してからでも、企画や絵コンテの段階でも相談できます。音のどこに問題があるか分からない場合は、音のことならなんでも伴ちゃんへ動画をお送りください。
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