AI音楽の可能性

今日は「AI音楽の可能性」っていうテーマで書いてみます。

弊社はもともと音楽の会社でして、実は尊敬している先輩がいて、その方にはすごく助けられたり、社長業のあれこれも教えていただいてきたような存在なんですね。その人から頼まれる形で、AI作曲っていう分野を始めたという経緯があります。

最初はAIで作られたものをお手伝いする、編集するっていうようなところから始まりました。

そうこうしているうちに、「AI作曲」って実は一概に誰でもできるものではないなってことがわかってきて。 もちろん、技術的には“誰でもできる”んだけど、まずは心理的な盲点──「自分には曲なんて作れない」っていう気持ちが邪魔をするんです。そう思ってると、やっぱりできないんですよね。

そしてもうひとつ。実は、音楽をやってきた人間ほどAIに対して抵抗があるんです。自分たちがやってきたものが、誰にでもできるようになってしまうことに対する怒りだったり、焦りだったり。存在が無になるような感覚。僕も正直そこはありました。

でも、僕は「助けたい人がいる」「お世話になった人に恩返ししたい」っていう気持ちがあって、目先の感情よりもそっちを大事にしてAI作曲の世界に入りました。

最初はSuno AIというツールを触りながら、日本Suno AI作曲家協会(JSAC)にも参加しました。たとえばこちらの

SunoAI紅白歌合戦2024: https://www.youtube.com/watch?v=IuQ_arxUmO0&t=1343s

それから毎週の情報番組(SUNO通信): https://www.youtube.com/watch?v=7WweszABgfQ&t=4s

そんな活動を通して、だんだんAIでの作曲ができるようになってきたんですね。

AI作曲をきちんと使いこなすには、音楽の知識、AIの知識、両方が必要だということも分かってきました。

例えば「ロックを作ってください」ってAIに指示しても、ロックの中にもハードロック、プログレッシブロック、ジャズロック……ものすごいジャンルがあるんですよ。人によって“ロック”のイメージが違うし、学術的にも枝分かれしていく。

だから、音楽マニア的な知識と、制作経験、そしてAIツールの扱い方。この3つがリンクしたときに初めて「AIで作曲ができる」ってことが形になってきた。

あとね、ChatGPTとかSUNOとか、ツールの特性を理解してくると、「こうすればこういう音が出る」っていうのが分かってくるんです。で、その頃にちょうど、さらば青春の光・森田さんと見取り図・盛山さんの番組でAI技術協力する流れになって、それ以降「AIで何かできないか」という相談が増えてきました。

プレスリリースに出せていない段階の話もいろいろあるんだけど、たとえばレストランや美容サロンなど、「今までオリジナル音楽に縁のなかった場所」とAI作曲の親和性がめちゃくちゃ高いんですよ。

その施設専用のBGMがスピーディーにできる。 DJ用途に使える曲が量産できる。 音楽を使った実験も数を打てる。

弊社は有料プランで、著作権面もクリアできる契約でやってます。

なので、たとえば 「AI音楽でなにかできませんか?」 「急ぎで曲が必要なんです」 「どんな曲がいいかも分からないけど、まず相談したい」

──そんなときは、駆け込み寺としてご相談ください。

即日〜1〜2日で対応できる場合も多いです。

ちなみに、お見積もりとしては、私が手作業で作るよりもAI制作の方が安価にやっています。

とはいえ、すべてAIで済むわけではありません。尾崎豊のような“魂の震え”を持った表現、バイオリンやギターの持続的な美しさ、メロディのエモーショナルな起伏──こうした部分はやはり人の手じゃないと無理。

あと、楽曲の一部分だけ削ったり、細かい調整が必要なときもAIはまだ弱いです。なので「ここぞという曲」は、人間が手を入れた方がいいと僕は思っています。

でも、用途によってはAIが最高のソリューションになることも確実にある。

ご興味ある方は、ぜひ一度ご相談ください。

📩 お問い合わせ: https://livetowin.co.jp/contact/

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA