YouTubeでBGMを使う前に確認したい権利と利用範囲
YouTubeに動画を公開するとき、「このBGMは無料だから使ってよい」「自分でAI生成したから自由に使える」と思っていないでしょうか。
実際には、料金が無料かどうかと、自由に利用できるかどうかは別の話です。公開後の差し替えや収益化停止を避けるためにも、使う前の確認が大切です。
曲と録音された音源は分けて考える
音楽には、メロディーや歌詞などの楽曲に関する権利と、実際に録音された音源に関する権利があります。市販曲を自分で演奏した場合も、元の曲に関する確認が不要になるとは限りません。
素材サイトのBGMでは、サイトや作者が定めたライセンスに従います。「商用利用可」と書かれていても、広告での利用、企業チャンネル、映像以外への転用、音源単体での配布などが別条件になっていることがあります。
最低限確認したい6項目
- 企業・個人を問わず商用利用できるか
- YouTubeの収益化動画で使えるか
- クレジット表記が必要か
- 広告配信やSNSへの転載にも使えるか
- 編集、尺変更、ループ加工が認められているか
- 利用証明として規約や購入履歴を残せるか
規約は変更されることがあります。利用した時点の条件やライセンス画面、注文内容を保存しておくと、後から説明しやすくなります。
Content IDの申し立てが起きることもある
利用可能な音源でも、YouTube上で自動検出され、申し立てが表示される場合があります。これは直ちに著作権侵害が確定したという意味ではありませんが、ライセンスを示して手続きする必要が生じることがあります。
納期のある企業案件では、公開直前に慌てないよう、限定公開で事前確認する方法もあります。
AI生成音楽も利用条件の確認が必要
AIで作った音楽も、利用したサービス、契約プラン、生成時期、入力素材、納品条件によって扱いが変わります。AI作曲を仕事で使う場合は、「AIだから問題ない」と一括りにせず、どの媒体で、誰が、どの期間使うのかを整理します。
オリジナルBGMを制作する場合も、著作権の帰属、利用許諾の範囲、配信登録の可否、第三者への再提供などを、見積もりや契約の段階で確認することが大切です。
音楽を選ぶ前に、使い方を伝える
YouTubeだけで使う予定だった音楽を、後からテレビCM、展示会、店舗、採用サイトでも使いたくなることがあります。制作を依頼するときは、分かる範囲で将来の利用予定も伝えてください。
音楽の専門用語が分からなくても大丈夫です。YouTube動画のBGM制作では、「この動画をYouTubeと広告に出したい」という段階から、必要な確認事項を整理できます。幅広い相談は音のことならなんでも伴ちゃんからご相談ください。
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